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山猫文庫第3版

書評と軍事史関連のレポート、その他ニュースを見て感じたことなど日常のあれこれについて。 

海軍めしたき物語

 今度公開される「男たちの大和」という映画は、おもしろいのでしょうかね。なかなか予算はかけているということですが。話し合って「パールハーバー」よりはいいのではないかという結論になりました。


高橋孟「海軍めしたき物語」
          (新潮文庫,1982年)

総合評価:★★★★★
 海軍主計兵として太平洋戦争を戦った経験を、イラストとともに綴った異色の戦記。
 『真珠湾攻撃は昼めし前に終り、ミッドウェイ海戦は昼めし前に始まった。腹が減っては戦は出来ぬ。敵機来襲も味方の砲火も見えぬ戦艦の烹炊所で、ナベカマしゃもじを武器に「めしたき兵」の戦いは今日も続く。』(裏表紙解説より)
 主要乗艦は、戦艦「霧島」と特設砲艦「武昌丸」。

全滅―インパール作戦 戦車支隊の最期

高木俊朗「全滅―インパール作戦 戦車支隊の最期」
                        (文春文庫,1987年)

総合評価:★★★★☆
 最悪の戦場インパールに投入された、同方面唯一の日本軍機甲部隊「戦車第14連隊」の苦闘の進軍と、「ニントウコン」での壊滅までを記録した戦記文学。戦車連隊以外に、配属部隊の記述を多く含む。

 インパール作戦は、太平洋戦争中行われた、インド東部インパール盆地への大規模な侵攻作戦です。山岳地帯ゆえの軽装備と、杜撰な補給計画(素敵なジンギスカン作戦)、制空権の喪失により、3個師団が全滅する大失敗に終わります。玉砕に至るまで命令遵守する日本軍で、唯一の命令無視の撤退が起きたことでも知られます。
 本書は、そのインパール作戦に参加した日本軍戦車部隊の生存者の証言を基にした戦記です。時期的には、作戦前期(といっても予定では作戦完了時期)の昭和19年4月頃から、作戦中止となり撤退戦が始まる同年7月までのこと。
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山猫男爵

Author:山猫男爵
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