山猫文庫第3版

書評と軍事史関連のレポート、その他ニュースを見て感じたことなど日常のあれこれについて。 

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オコ・サマランチ会長

 先日書いた幻のバルセロナオリンピックについて、もう少し。
 せっかく見つけた小ねたがあるので、残りも使ってしまおうというだけの話なのですが。

 1992年バルセロナ大会の主会場となったのは、モンジュイックの丘にある「オリンピックスタジアムESTADI OLIMPIC」ですが、この競技場は、1936年の幻のバルセロナ五輪でも使われるはずだったのです。前回書いたカザルス氏の演奏があったのが、ちょうどここ。
 92年大会のときには、客席数を増やすために、競技フィールドを11mも掘り下げたそうです。つまり、カザルス氏が指揮していた辺りは、客席ないしは空中になってしまったということでしょうか。

 バルセロナ大会頃の国際オリンピック委員会IOCのサマランチJuan Antonio Samaranch会長は、スペイン出身です。この人の経歴が、なんともスペイン現代史を感じさせる気がします。
 1920年バルセロナで誕生。バルセロナが、オリンピック誘致を始めた年。
 おそらく青年期から、国家主義政党ファランヘFalange党員であったようです。内戦後のフランコ政権下では、スポーツ相などを務めています。
 1980年にIOC会長就任後はオリンピックの大改革を進めます。まあ、賛否両論あるようですけれど。
 そして、1992年にバルセロナ大会を実現。彼の側近によると、サマランチ氏自身は誘致に動いていないということですが、彼の影響が大きかったのは否定できないでしょうね。このバルセロナ大会は、スペイン民主化完了の象徴と言われます。

 バルセロナ五輪のことをスペインで話題にするときには注意が必要だと聞いたのですが、本当なのでしょうか。バルセロナのあるカタロニア地方以外の人に対して、お世辞のつもりでバルセロナ大会を褒めたりすると、えらいことになるとか。
 私は直接スペインの方と会ったことが無いのでわからないのですが、ありそうな話に思えます。五輪ではないですけれど、バルセロナ辺りで、「レアル・マドリード」を褒めると石を投げられそうな予感はいたします。
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