山猫文庫第3版

書評と軍事史関連のレポート、その他ニュースを見て感じたことなど日常のあれこれについて。 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --:-- | Top  このエントリーをはてなブックマークに追加

ケルト人のやり方

 ハロウィンが近づいて、オレンジ色のお化けかぼちゃが、ショーウィンドウなどに姿を見せています。
 もともとは「蛮族」ケルト人の大晦日だそうですね。
 海外作家のホラーやファンタジー作品のお決まりの題材です。例えば、レイ・ブラッドベリも、いくつも書いています。「十月のゲーム」「ハロウィーンがやってきた」……等々いずれもおすすめです。「何かが道をやってくる」も10月の話ですね。

 さて、昨日の記事の「サハラに舞う羽根」にも、ケルトの風習らしいものが出てきました。
 主人公ハリーの婚約者エスネが、ハリーとの婚約を解消して、思い出の品を整理する場面です。エスネは、ひとつだけ記念として手元に残しておこうと考えます。
 そして、『ポケットナイフで、まえに借りて返すのを忘れていたもの』を一度は手に取るのですが、止めます。『結局彼女もアイルランドの娘であり、自分では迷信など信じてはいないと思っていたが、それでも縁起の悪いことは少しでも避けたかった。』
 代わりに、彼女は、写真を一枚残すことにしています。

 エスネの出身地アイルランドは、ケルトの地とされますから、問題になっている『迷信』もケルトのものでしょう。
 ただ、私には、具体的にどういった部分が縁起が悪いのかが、よくわかりません。(1)返すのを忘れていたもの、である点なのか、それとも(2)ナイフあるいは刃物である点なのかのいずれかだろうと思うのですが。形見分けのようになってしまい、相手に実際に不幸が起こると言う言い伝えなのでしょうか。
 当時の英国人にとっては、こうした言い伝えの存在は常識だったのでしょうが、詳しく知らない私にはさっぱりです。そんな認識の違いを感じるのも楽しいのですけれどね。
 創元文庫から別な訳本が出ているので、そちらになら注があるでしょうか……と思ったのですが、近くの公立図書館で読んでみたところ、注はありませんでした。そもそも訳が若干違っています。ますます困りました。
Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://yamanekobunko.blog52.fc2.com/tb.php/23-9e33b9d2
プロフィール

山猫男爵

Author:山猫男爵
ここは「塹壕文庫」「山猫文庫第二壕」に続いて三代目のブログになります。
連絡したいことがある方は、記事のコメント欄か、サイドバー下方のメールフォーム、あるいはツイッターから、お気軽にどうぞ。
Twitter:baron_yamaneko

最新記事
カテゴリ
検索フォーム
参加企画
にほんブログ村 歴史ブログ 近代・現代史(日本史)へ
にほんブログ村 その他趣味ブログ ミリタリーへ
リンク
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール(不要ならそのまま):
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。