山猫文庫第3版

書評と軍事史関連のレポート、その他ニュースを見て感じたことなど日常のあれこれについて。 

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世界の果てまで何マイル

テリー・ビッスン「世界の果てまで何マイル」
 中村融(訳) 原題:“Talking Man”  (ハヤカワ文庫、1993年)

Talking Man総合評価:★★★☆☆
 アメリカの片田舎のお話。少女クリスタルは、父親で自動車整備工のトーキング・マンと二人暮らし。実は父親の正体は魔法使いで、車の修理も魔法の力を借りてやっている。
 そんな二人の平穏な暮らしは、謎の女の襲撃で一転、トーキング・マンは娘を置いて客の車で失踪してしまった。乗り逃げされた客の大学生ウィリアムズは、クリスタルと一緒にトーキング・マンを追いかけるはめに。
「よし行こう」「どういうこと?」「つきあってやってもいいってこと」
 SFというよりはファンタジー寄りの作品です。舞台こそ現代ですが、キーになるのは魔法使い。主人公らが、タバコはふかすけれども割合に純真な青少年なのも、ファンタジー風味に一役買っている気もします。
 著者のテリー・ビッスンは、映画にもなった「フィフス・エレメント」の作者で、1986年発表の本書は出世作のようです。なお、上掲の表紙画像は英語版のもの。

 内容はタイトル通り、ひたすら車で走っていく話です。アメリカの郊外のハイウェイをドライブしたら、きっとこんな感じなのだろうなと思います。カーラジオ、ハンバーガー、キャンディー・バー、銃。
 主人公のウィリアムズが少女クリスタルに魅かれる様子が、初々しいですね。モーテルに泊まるあたりのあれこれ期待してしまう様子は、自分の痛い過去を思い起こさせられます。原田宗典の本を読んでいて自分の痛い過去に思い当たって、夜中に「あー」とか叫びたくなるような気分です。

 正直なところ、そんなに引き込まれるというほどには面白くなかったです。でも、決して嫌な味のする本ではありませんでした。

総合評価:★★★☆☆(車好きな人なら、もっと面白く読めるのかもしれません。)
Comment
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2009.11.08 Sun 17:54  |  KATU(HAUS) #mgxf7UHQ
ご無沙汰しております。先日はこちらのブログへのコメントありがとうございます。

コメントできるだけの知識や見識はございませんが、山猫さんのブログも時折見させてもらっております。

今後ともよろしく。
ご無沙汰しております。  [URL] [Edit]
2009.11.08 Sun 20:22  |  山猫男爵 #KGmS39Z.
宛:管理人専用コメントを下さった方
拝見しました。今後ともよろしくお願いします。

宛: KATU(HAUS)さま
ありがとうございます。
最近は更新自体減って、海軍ネタからも離れてしまっていますが、どうぞよろしくお願いします。
  [URL] [Edit]
検索“修行”しておりました道中、貴HP(道場)へ立ち寄った者にて候。
突然のお知らせ(書き込み)にて御免!
現代の女性に求められる「女性の品格」の源は武士の妻女の品格、気品です。
武道通信http://www.budotusin.net へ御立ち寄りくだり、歴女に知って欲しい『武士の女の品格』をお読みいただければ幸いです。

「歴女」から「武士女」へ  [URL] [Edit]







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